Ninja1000SX‬ツーリングレポート [Full Notch !]

最盛期は月間平均3000kmほど走ってた関東在住ライダーのツーリングBlog。

ツーリングレポートやKawasakiの話題を中心に書いていきます。

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関東甲信は広域に夕方から雨予報・・・ということで、明るいうちに帰ってこれるルートを選定してツーリングしてきました。
今シーズンはまだビーナスラインにいってなかったので、これをメイン据えて諏訪湖から別所温泉まで走ることに。
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ルートはGoogleMAPが扉峠を通ってくれないので徒歩ルート設定を参考まで。

 


出発は最近恒例の3:30頃。
22時に寝て3時に起きれば5時間睡眠なので、十分眠れてちょうどいい。

諏訪湖へいくので、首都高を出た先はもちろん中央道です。
釈迦堂PAで一度コーヒーブレイクを挟み、西へ西へ。
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中央道最高点あたりは1000m越え。
6:00少し前の高原、気温は15度と非常に涼しく、メッシュジャケットから冷風が吹き込んで寒い!
ハンドルの高いNinja1000SXで必死に伏せてスクリーンに身を隠します。
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早朝の山の上でスタンドを探してタイムロスしたくないので、中央道を諏訪で降りたらとりあえずガソリンを満タンにします。
関東平野に住んでいると、行き帰りの高速は消化試合。
立石公園によって、諏訪湖を眺めて今日のツーリングの本編スタートといった感じ。
湖自体は対岸までクッキリ見えて大変いい景色なのですが、残念ながら上空はどんよりと雲り空。
ちょうど山の尾根も隠されてしまって、下半分だけの絶景で75点!
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とはいえ、湖畔の左手に広がる諏訪、右手に広がる下諏訪・岡谷の市街地が一望できるパノラマは目を覚ますには十分及第点。
天竜川をまたぐ長野道の高架橋までクッキリ見えます。
あの道は先週富山への往路に走ったばかりですね。
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立石公園でスイッチオンしてからは、そのまま県道40号を北上して霧ヶ峰方面へ。
この道は諏訪湖に近いあたりは住宅が多く交通量が多いものの、北へいくほど山へ入り、気持ちの良いワインディングロードになっていきます。
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7:00近くなると、東・北の空はすっかり晴れ上がりました。
西・南側はまだ大きな雲が垂れ込めているので、切り返すたびに青と白の切り替わりで目が疲れますw
低い位置からの直射日光が木漏れ日となって目に刺さるので、これもなかなか厄介。
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そうこうしているうちに、峠を上り切って霧ヶ峰に到着です。
早朝の霧ヶ峰は人もまばらで静かでいいですね。
霧の駅は運営業者撤退により閉鎖されていましたが、今年は一部だけでも再開できているよう
常に混雑しているイメージでしたが、大儲けというわけでもないんだなあ。
なかなか難しいものですね。
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売店がなくても景色は変わらない。
ここでぐーんとパノラマビュー。
朝の太陽落とす長い影も、シルエットになった遠くの稜線も、まだ西の空に浮かんでいる月もいい味出してます。
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霧ヶ峰からはビーナスラインに乗り、北へ向かいます。
ススキの穂がだいぶ色づいてきていますね。
気持ちいいからシールドを開けて口も開けて深呼吸したら虫が入ってきそうに。
油断大敵です。
すんでのところでことなきをえましたが、せっかくの爽快な気分はやや毀損された・・・ぐぬぬ。
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鷲ヶ峰を少し越えたあたり、眼下に下諏訪の町が見えるスポットがありました。
立ち込める雲の筋、尾根から除く下界の街、背中から射す朝日が、時折遠くの車に反射してキラキラしています。
太陽がまだまだ低く、路面がまばらに影のままだったのが惜しい!
ここで改めてメット脱いで深呼吸してさっきの爽やかを取り戻す!よし空気美味い!!!
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景色のいいスポットで停めては走り、停めてはまた走りと、時間を贅沢に使って進んでいきます。
新和田トンネルの真上を通過したら、まもなく和田峠の交差点です。
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このまま美ヶ原方面にはまっすぐ行かず、寄り道を開始します。
まずは国道143号にのっかって、一度東側へ。
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まもなく、県道67号へ入ります。
県道67号は与田川沿いにビーナスラインまでをつなぐ、10kmに満たない短い県道。
ここに何があるかというと・・・
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別に何もないのでした。
単にこの道通ったことないので、今回は回り込もうかなというだけw
舗装は綺麗ですが、拳くらいの大きめの落石が結構多いので気を使う道路ですね。
地元の人の迂回路として機能してるから交通量が少ないんだろうなという印象。
普通に往来するならビーナスラインで事足りますからね。
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県道を北に走り切ると、最後はビーナスラインにつきあたります・・・が、ここから寄り道その2。
西へ向かい、扉峠から松本方面へ向かいます。
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扉峠の脇には、バス停の先には廃墟となった扉山荘がたたずみます。
屋根がだいぶキてるので数年以内には崩れそうだなあ。
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通る道は、アザミアザレアラインこと、よもぎこば林道。
県道67号と並行して走るルートの北側です。
元々有料の観光道路だっただけあって、切り返しが多いのに走りやすい道です。
眺望はないですが、その分走る楽しさはこっちに分があります。
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まだこの時間でも、チラチラと差し込む木漏れ日が眩しくて路面がみえづらいので、ゆったり安全速度で降っていきます。
標高が下がるにつれ気温はあがり、メッシュジャケットがやっとプラスになる仕事をしはじめましたw
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途中、太い矢印の道と、(急坂・狭路)とだけ書かれた細い矢印の道に分岐します。
太い方がアザレアラインの本線で、南側を並行する県道に乗り換えるルート。
自分がいつもここへ来るたび選ぶのは、細い矢印の道です。
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間違って入った人を思いとどまってもらうためか、はたまた本当に事故が多いのか。
道の入り口付近には大きな目立つ看板が繰り返し現れ、この先の道がどういうものか教えてくれます。
それぞれ正式な道路標識なので標識立てればいいじゃん、なのですが、わざわざ大看板にペイントして目線の中央に掲げらるのは、相当なアピールが必要なんですよね。
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看板の警告を聞き逃して進んでいくと、舗装はコンクリートやアスファルトが入り混じったカオスな状況になります。
スリップ防止のためにつけられた表面の荒い亀甲模様、なんだか戦略シミュレーションゲームの盤面みたいですよねw
坂の斜度は、3速のエンブレでは加速していき、2速でも速度がほとんど落ちないくらい急になっていますので、普通のコンクリート舗装によくある円のパターンでは無意味なんだろうなあ。
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更にヤバイ場所になってくると、深い横目の溝。
ここを下手な速度で通過すると、バイクをぶっ壊そうとするかのような振動を発生させます。
さらに、このヤバイ路面のまま捻り込むようにS字カーブがあったりするので、油断は危険。
幸いにも、砂利や砂と違って滑ることはないので(スリップ防止なんだからそりゃそうだ)、速度やブレーキのフェードにだけ気をつけていればすんなり通り抜けできます。
この道、ツーリングタイヤで走るとサスペンションとタイヤが最大限に仕事をしていて本当に気持ちいいんですよねえ。
スポーツタイヤにSSのサスペンションだと、きっと突き上げが大きすぎて泣けてしまうんでしょうけどw
アドベンチャーバイクやアルプスローダー乗りの方にはオススメできるルートです。
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急坂・狭路の名に恥じない道を降り切ったら、その先は松本市街・・・ですが、今日の目的はそっちじゃない。
ぐるっと回り込み、またも「細い矢印の道」へ進路をとります。
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扉峠と松本方面をつなぐもう一本の道、県道67号線方面へ。
途中、盛大に水撒きしている畑だか庭だかがあって、朝日にしぶきが反射して綺麗でした。
・・・綺麗なのはいいんだけど、道路まで思いっきりしぶきが飛んでいるので普通に濡れる・・・!
せっかく路面がドライなのに下回りも汚れるw
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インナーフェンダーを泥だらけにしたあと、県道は川沿いに扉温泉を目指してスイスイ上がって行きます。
すれ違いが難しい狭い道路ですが、温泉街へのアクセス路だけあって改良された箇所もいくつか。
時間も8:00を回ったので、谷の底の方まで明るくなってきました。
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扉温泉を抜けたら、地図上はすぐに橋を渡って山を登っていく・・・はずですが、こちらの道路は通行止めです。
2013年の6月からずーっと通行止で、もう復旧する気もあんまりなさそう。
三才トンネル脇の道と同じですね。
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とはいえ、通行止は知っていたので、迂回ルートは予定済み。
ここからは林道桧沢線でアザレアラインに復帰します。
アザレアラインの本線である市道とこの林道は、ほぼ並行して南北方向に走っていて、東西方向に走る2つのルートを相互につないでいます。
横倒しにした「目」の字のイメージですね。
これだけ道があれば、わざわざ県道を復旧するまでもないということなんでしょう。
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林道は舗装を新しくしたばかりのようで、とっても走りやすい道が大半。
幅は狭いので車だと苦労しますが、バイクはスイスイっと通り抜けます。
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ただし、一部にはこんな箇所も。
最近全国的に大雨が多いですから、落石や崩落の跡はここに限らず、枚挙に暇がないですね。
崩れた先の地面に落ちている石、地味に拳2つ重ねたくらいのサイズがありました。
ここは夜走りたくないですね・・・。
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スイスイしているうちに林道と市道は合流し、そのままアザレアラインに取りつきます。
そこからは来た道を戻る形で扉峠へ復帰し、ビーナスラインの続きを走ります。
ちなみに県道の通行止区間の反対側はこんな感じ。
開放していた時の注意書きがそのまま放置され、冬季閉鎖のゲートを閉じっぱなしにすることで交通遮断されています。
通行できていたころの注意書きより、通行止の看板が古いのはそのせいでしょうね。
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べろんとめくれてしまっている看板には「急坂・急カーブ連続」と書いてありました。
この看板も、一緒に掲げてある3つの看板も、通行止になって廃道化してしまっている現在では意味を為しません・・・
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さて、時間はここで9:00、これにて寄り道終わり!
ここからは関東甲信・中部地方のライダーでその名を知らないものはいない快走路、ビーナスラインを美ヶ原まで。
白樺の森、紅葉の美しい山々、高原の荒涼とした雰囲気、一面の雪景色と四季折々楽しめる道ですね。
しかしながらいかんせん、道がよすぎるがゆえに交通量が多い!!!!
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なのでこうして早朝に来るのです。
6時とか7時に東京を出発した人たちが到着する前、10時回るまで、できれば9時前がいいですね。 
早い時間に来る車は、スローペースでも譲ってくれることが多いですし、列になったり、対向車が連続していなければこちらも他の車やバイクに道を譲りやすい。
後ろが来ていなければしばらく駐車帯に停めて時間をつぶしたりと、走る自由度が段違いです。




1台2台の地元車を先にいかせつつ、ゆったり自分のペースで走り切ったら、ほどなく美ヶ原美術館に到着。
気温は15度くらいで、風もさわやかに吹いていて涼しいー!
日光もあるので、朝の1000mの寒さと同じ温度ですが、ぽかぽかとして体感温度はちょうどいいです。
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このあたりの地域は曇り予報でしたが、標高2000m地帯は別世界。
軽い雲は自分たちの目線の横に見え、重い雲は下に見えます。
上には青い空があるだけ。
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別世界から見て下界が曇り予報ということは、下向きの眺望はごらんの通り残念な感じw
晴れてる時は山々に囲まれた盆地の景色がよく見えるんですけどねえ。
タライで起こしたドライアイスの煙を眺めているような、目線より下の夏の雲はなんだか違和感たっぷりの景色です。
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美ヶ原からは北に抜けず、再度来た道を少し戻り、落合から県道178号線へ抜けます。
こちらの下り道もなかなかの快走路。
ゆるやかなカーブをいくつもつないでいくような道で、思わず往復したくなります。
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そのまま標高を下げて行き、国道142号と合流。
長和町を抜けて、国道142〜152〜254号でぐるっと東から回り込むようにして北へ。
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盆地を県道65号、82号とつないで走ります。
田んぼは稲刈りの真っ最中。
道をコンバインが横切り、田んぼはマダラ模様になっています。
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時計が10:30を指した頃、別所温泉駅にとーちゃく。
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レトロな駅舎兼観光案内所がかわいい、別所線の終着駅です。
ターコイズの内装が緑青の出た銅みたいな雰囲気です。
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この駅はその名の通り温泉街への玄関口。
温泉街は少し登ったところにありますが、今回は見送り。
来るなら泊まりがいいですね。
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「信州の鎌倉」というキャッチフレーズは、鎌倉を買い被りすぎだと思うw
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右書き旧字体の看板なんかも残っています。
古いものや雰囲気を残しつつも、ボロくはないのがいいですね。
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駅の隅には、かつて使われていた車両も保存されています。
モハ5252。
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施錠されているので残念ながら見学は外からだけですね。
今はイベントの時にしか公開されていないそう。
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駅を観光して現役列車の出発を見送ったら、最後の仕事。
「明るいうちに帰ってこれるルート」なので、あとは飯を食って帰るだけ!
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時間は11:00すぎ、別所温泉から近い道の駅「上田道と川の駅おとぎの里」でお昼にします。
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メニューは馬肉うどんと馬鹿バーガーをチョイス。
馬肉うどんはあっさりめの肉うどんのお肉が馬の薄切りになった感じですね。
馬鹿バーガーは馬と鹿の合挽きでパティを作っているそう。

どちらもクサミまったくなしで、あっさりしたお肉の味わいでした。
馬肉や鹿肉って肉の味出そうとしすぎてクドくなりがちなんですけど、これは料理としての完成度が高くて、普通にリピートしたくなる美味さですね!
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食後には桑の実ソフトとバニラのミックスもいただきます。
今日はずっと高原を走っていたので暑さをほとんど感じませんでしたが、さすがにお昼の上田となるとじんわり暑いですね。
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道の駅からは、最短ルートの上田菅平ICから上信越道で帰ります。
食事とデザートですっかり満足してしまい、水分補給していなかったので、高速に乗る前にコンビニ。
「夕方から雨」をものがたるような厚い雲が育ちつつあるので、豪雨にだけは遭わぬようと祈りつつ。
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もこもこもくもくとヤバイ雲だらけでしたが、幸い一滴も雨水をもらうことなく無事に帰宅できました。
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そんなこんなで、この日の走行距離は588.1km
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ODOは14527kmになりました。
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