今週も全国的に温暖な予報。
しかし本格的な北関東の紅葉シーズンによる渋滞と、先週の高速道路連続移動による反動で、心は下道ツーリングを求めていました。
とはいえ、いくら温暖といっても11月も半ばに差し掛かろうというところ、山の上のワインディングロードはつらい。
ということで、海沿いの街道筋をゆったりと、かつガッツリと走ることにしました。

ルートはこんな感じ。
タイトルの通り、この日の走行経路は「まず、国道6号線を走り、最後まで行きます。」だけ。
言葉にすると簡単なものですが、 総延長410kmの道を走るわけですからそれなりに密度はあります。
スタートは東京の日本橋から、朝5:00の蹴り出しです。

日本橋には「日本国道路元標」があります。(写真は複製)
これは国道1号線、国道4号線、国道14号線、国道15号線、国道17号線、国道20号線全ての起点となる目印。
なんで複製かっていうと、本物はすぐそこの日本橋のセンターラインのど真ん中に埋め込まれているからです。

国道6号、国道4号ともに仙台まで伸びています。
4号経由でも6号経由でも、おおよそ350kmの距離はたいして変わりません。
今回6号を選んだのは、海沿いを通って山を越えないために温暖であることと、6号ならば「全線走った」というトロフィーがつくからw
4号は日本最長の国道で、青森まで到達していますから、仙台までだと半分に過ぎないんですよね・・・。

さて、出発は少しややこしく、銀座三越の前から。
室町3丁目の交差点で右折し、17号と別れます。
その後写真の首都高上野線との立体交差を直進。
ここで4号と別れ、岩沼までは別々の道を進みます。

さらに浅草橋で14号が右に分岐し、晴れて単独の国道となります。
まずは言問橋をめざし、隅田川の右岸を進みます。

ほどなく言問橋にさしかかり、右折で橋を渡ります。
この橋はほぼまっすぐスカイツリーの方を向いているので、渡っている最中はスカイツリーが正面によく見えます。
渡ったらすぐに左折し、この先はほとんど一本道です

深夜の都心を抜け、タクシーとトラックに囲まれながらぐんぐん郊外へ。
ものの20分ほどで荒川を渡ります。
このあたりは「水戸街道」と呼ばれることが多い6号線、橋は四つ木橋です。

ここでは標識は「柏・松戸」で、とりあえず千葉方面の都市が案内されています。

環七通りとクロスしたら、すぐに中川・江戸川と橋を渡ります。
江戸川上に県境があり、その先は千葉県。
5:30には千葉に入りました。

千葉6号は、車線幅こそそれほど広くないものの、幹線道路らしく走りやすい道。
JR常磐線と絡みながら、某千葉県のキャラクターの鼻のあたりをかすめます。
柏を過ぎたら都市名は「土浦・取手」となり、その先の茨城県を指します。

河床の幅がぐぐっと広い利根川を大利根橋で渡ります。
このあたりで時計は6:00に近づき、空があかるくなってきました。
まもなく日の出といったところ。

茨城県内は、最初こそ4車線なものの、まもなく2車線道路に。
前にトラックがついてしまうと先が見えなくて走行が退屈になります。
牛久沼のあたりで朝焼けを迎えました。

いくらなんでもここが2車線道路、つまり片側1車線なのはまずいと思っているようで、バイパスの建設が進んでいました。
土曜日の早朝ということで今はスムーズに流れているものの、これが通勤時間帯や飯時だったら・・・ですからね。

牛久をすぎたら、都市名の表記は「水戸・石岡」に。
水戸までいけば茨城は半分といったところでしょうか。
時間は6:30ごろ、いっきに空が明るくなってきました。

このあたりで防寒装備のチェンジがてら軽く休憩。
ちらほらと自家用車も増えてきて、「街が目覚め始めた」ような感覚です。
予報通り気温もあがってきて、楽しく走れそうです。

土浦のあたりはバイパスがしっかり整備されており、ペースが戻ります。
霞ヶ浦の端に触れそうで触れない塩梅で、桜川を渡ります。

まもなく石岡というころ、看板に飛行機の文字が。
そういえばありましたね茨城空港。
しかしここからだと20kmくらい離れているような。
こんなところから下道で空港を目指す人がいるのだろうかw

石岡を過ぎて快調に進むと、大洗方面への案内が。
そろそろ海が近いということですね。
このあたりから標識は「日立・水戸」となります。

水戸の市街地に近づくと再びバイパスか登場。
増えた交通量をしっかり捌いてくれます。
涸沼を北から回り込む大洗への案内も登場しました。
さすが関東地方のフェリーのメッカ大洗、アクセス路とそれに伴う案内看板も充実しています。
もう水戸の都市圏に入ったので、行き先は「日立・東海」となりました。

さらに気温が上がってきたのでもう一度休憩をいれ、防寒着を脱ぎます。
ところは那珂川を渡ってひたちなか市。
時間は8:00というところ。
「なかがわ(中川)」から「なかがわ(那珂川)」まで2.5時間くらいでしたね。

東海に入ると、次の案内は「高萩・日立」になります。
まだまだ続くぞ茨城県・・・!
ひたちなか・東海のあたりは研究期間も多くて、看板には量子化学技術研究開発機構の文字が。
QSTは「National Institutes for "Q"uantum and Radiological "S"cience and "T"echnology」の略だそう。

東海村といえばこっちも有名ですよね。
JAEAの施設も海沿いにあります。

お次は久慈川をわたって日立市へ。
この辺、内陸の那珂市から、沿岸のひたちなか市(常陸那珂)、その北の日立市(常陸)はわかるんですが、間に東海村が挟まっているせいでイマイチ順番がしっくりこないですw
緑色・黄緑色・黄色の間になぜか青があるようなイメージ。

日立に入ると、看板にようやく福島県の都市名があらわれます。
表示は「いわき・高萩」で、いわきが福島県ですね。

海沿いに出てから、やっと並木が色付きはじめている光景に出会いました。
太平洋岸だと紅葉前線の南端はこのあたりということかな。
内陸で標高があがると奥多摩なんかも余裕で紅葉しているので、やはり太平洋の恩恵があると段違いだなあと感じます。

日立といえばこのマーク。
ちょっと遠いですが沿道に工場があったので撮影。
地名で「ひたち」といえば常陸国から「常陸」ですが、このあたりは元々常陸の外れで「日立村」だったところからこっちの漢字だとか。
日立製作所はこのあたりが創業なので「日立」の字になったようです。
ふむふむ。

日立市の北端あたりで時間が9:00を回りました。
5:00に日本橋発ということは起きた時間はもっと前。
そろそろ腹の虫が鳴き始めたので、沿道の吉野家でさくっと朝食。
まだまだ先は長いので、手短にいただきます。
冬は鍋が美味いですよね。

早朝はうっすらと空全体を覆っていた雲も、この時間になるとほとんど溶けてしまいました。
かわりに秋晴れの深いブルーが空を一面に染めます。

走り始めて4時間半、やっと仙台の文字と出会えました。
しかしまだまだ200kmも先。
進んだのは150km/350kmなので、3/7ですね。

高萩、北茨城市と越えると、まもなく大津港。
大津岬の内陸をぐぐっと上り、トンネルで峠を越えると・・・

やっと福島県です。
ながかった茨城県、しかし福島だって同じくらい長いぞ!
茨城県内の区間が現道で147km、福島県が134kmだそうです。
ちなみに東京都はわずか14km足らず。

勿来海岸の波打ち際を見ながら走るのはいい気分転換。
照りつける太陽と静かな海は、まるで夏のような情景。

と、ここでODOメーターが22222kmになりました。
路肩に停めて記念撮影と水分補給。
気温も16度と、冬ジャケットで下道の速度なら快適な温度です。

勿来の四沢交差点で、久々に交差点を曲がります。
1桁国道を曲げる県道、いったいどんな道なんだ・・・!
といっても、まぁだいたいこの手の県道は旧国道なんですよね。
まだまだいわき市の南端付近ですが、国道はもっと先を見て案内を「南相馬・双葉」に変えます。

遠くには勿来火力発電所の煙突が立ち並びます。
ここまでも、ここからもそうですが、太平洋岸は本当に発電所が多い。

鮫川を渡って小名浜のあたり。
このあたりはずっと走りやすい内陸のバイパスが続きます。
車の流れも高速道路と見間違うほど速い速い。
こわいので左車線でまったり走行。

このバイパスから先は、もう国道4号との合流地点までずっとまっすぐ。
6号を邪魔する道路は一切ないということです。
ナビだって3〜3.5時間はかかるであろう「135km先」の案内を表示します。

夏井川にちかづくと、山越えのバイパスはおしまい。
ゆったりと山を降るのが気持ちいいですね。

ここで国道299号と合流し、さらにバイパス道路が続きます。
道はしばらく離れていたJRとも近づき、また海沿いへ。

まだいわき市内ですが、いわきの中心部はあっという間に過ぎてしまいました。
仙台までの距離は150kmを切り、行程はもう半分。

波立海岸へ向かってゆったり降る道。
交通の流れもいいし、とても目が幸せ!

長かったいわき市を出たら、広野町に入ります。
広野にもでっかい煙突、あれも発電所。
名前はそのまんま、広野火力発電所ですね。

広野といえばこれもありました。
サッカーのトレーニングセンターであるJ-ヴィレッジ。
この施設のために再開した常磐線に新駅を作って、その名前が「Jヴィレッジ駅」となったわけですが、日本初の「ヴ」を含む駅名、かつJR東日本初のアルファベットを含む駅名なんだとか。

広野を越えて、楢葉町まで来たのでここで休憩。
時間も11:00を回りました。
本日初の立ち寄りとなる道の駅、道の駅ならはです。
道路挟んで向かいがJヴィレッジ。

ここは日帰り温泉もやっているとか。
施設が綺麗だったので、できたばっかりの施設なのかと思いきや、2001年オープンなんですね。
ちょっと気になりましたが、温泉入るとこの先100kmの道のりがつらすぎるので見送りw

めちゃくちゃ暖かいなーと思いながら気温チェックしたら、20度超えてました。
11月の7日、東北とは思えない気温ですね。

楢葉町から富岡町に入ります。
このあたりからダンプが増えてきました。
福島第二原発と福島第一原発のあたりを往復しているのかな?
復旧工事進んでますからね。

富岡町の中心部を過ぎると、徐々に雰囲気がものものしくなります。
この先は例の原子力発電所事故の影響が濃いですからね。
沿道のディーラーに掲げてある車種も、2011年時点のラインナップのまま。

夜ノ森駅に近づくあたりからは、しばらく全線にわたって駐停車禁止です。
往来と地域の復旧作業のために、国道はしっかり除染がされていて安全な放射線量ですが、あんまり長居してリスクをあげないためにも通過しましょうねということ。

富岡消防署北交差点からは、帰宅困難区域となります。
ちなみにこの区間の二輪車通り抜けが可能になったのは今年の3月。
ずいぶんかかってしまいましたが、前に進んでいるのは本当にいいことだと思います。

帰宅困難区域は、基本的に街並みが当時のままになっています。
一時帰宅できるので民家は雨戸を閉めたり生活品を持ち出したりと出入りがありますが、商店などは本当にそのまんまという感じ。
沿道の駐車場や脇道は、立ち入りや停車をしないように全て塞がれているか、通行証の検問があります。
悲しいことに空き巣も発生するみたいですしね。
とはいえ、外見がそのまんまでも、そもそも大地震を経験しているんだから中はすごいことになっているはず。

道路向けの看板は妙に綺麗なままのものが多い気がしました。
元々何年も雨晒しで使うこと前提で作られているから丈夫なんでしょうね。
9年間ほったらかしとは思えず、明日にでも営業開始しそう。

中にはしっかり目張りされていて看板を外されている店も。
もしかして震災当時から空だったのかもしれませんが、まぁ外装見れば何があったかはわかりますねw

街路樹の一本向こうには「そのままの街並み」があるんだろうなあと思わせる交差点の閉鎖。
ちなみに小良が浜交差点、このまままっすぐ行けば夜ノ森駅です。
「さくら通り」として、桜並木が有名でした。
駅は3月に再開しているので、反対側からも野球場の手前までは来れます。

建物のない区間、道路を走っている限りはこれまで走ってきた6号線と何も変わりません。

中央台交差点。
先日通過した大熊ICから流出するとここに出ます。
夫沢は福島第一原発の主要施設の立地地名ですね。

帰宅困難区域も残り半分、双葉町に入ります。
動物注意の猪がかわいいですね。
これ結構種類があるらしく、全国の動物注意を集めてるサイトとか見るのが楽しいです。
猪は猪で、一種類に図柄が決まってないのが意外ですね。

双葉町内も同じような景色。
ストリートビューで見るより車が減っているような気がするので、徐々に処分とか復旧を進めているのかも。

双葉駅も再開していて、ここも鉄道で訪れることができます。
ちなみに右の出光は「営業中」これは放置されているわけではなく、本当に営業中です。
復興関係者や工事関係者も利用するのかな。
左のエネオスはまだ閉鎖中です。

帰宅困難区域は浪江町との境界まで。
この先は通常の6号線の顔に戻ります。

ちょっと先に道の駅。
さっき楢葉で寄ったばかりですが、せっかく復興地域なので寄っておきます。

道の駅なみえは広くて綺麗な駅。
それもそのはず、8/1に正式オープンになったばかりです。
直売所と食堂2軒、フルーツスタンドとパン屋も入っていました。
時間はここで11:45、お昼にはちょっと早過ぎるので自販機だけお世話になります。

天気は引き続き秋晴れ。
あったかいを通り越して暑くなってきました!
元々海鮮が美味しい地域でもありますし、新しいホテルなんかもどんどん立ってるのでこの辺に泊まりでくるのも面白そうだなあ。

引き続き走行を続けます。
浪江の次は南相馬に入り、新田川を渡ります。
川の手前のスポーツセンターは大勢の人出で賑わっていました。
奥に見えるのは原町火力発電所の煙突。

南相馬を抜けて相馬。
ちょっと上空に怪しい雲が出てきました。
気温的にはまだまだ暖かく、走行に支障なし。

こちらは松浦灘の脇にある相馬港の相馬エネルギーパーク。
木質ペレットと石炭の混合燃焼での発電所です。
発電所の施設って道路から離れたところに作られることが多いので、こうやって普通に通過して見られるのって珍しい。

仙台までいよいよあと50kmというところ。
怪しい雲が勢力を増してきた・・!
予報では18時くらいまでは大丈夫だそうなので、それを信じて進みます。

相馬市を抜けたら新地町。
新地町は小さく、そのまますぐに山元町に入ります。
ここからは宮城県。
茨城と同じく長かったぞ福島県・・・!

亘理町に入り、ついに看板の行き先が仙台オンリーになりました。
しかしなんか山の方からやべえ雲がモクモク上がってきている・・・!
仙台についたらそのまま常磐道で踵を返す予定なので、あとちょっとだけ持ってほしい。
この季節に降られると低体温で地獄を見ますからね・・・

まもなく仙台市・・・の前に名取市と岩沼市があります。
この坂を登っていくと・・・

阿武隈橋。
ここで時間は13:30、当初予定通りのペースです。

阿武隈川を渡って岩沼市へ。
10分刻むごとに空の青が消えていく・・・w

阿武隈橋を降りたら、お久しぶりの国道4号と合流です。
実態としてはここで6号線の終点となりますが、書類上は苦竹ICまで4号との重複区間ということになっています。

しかしながら、もう完全に4号に乗っ取られているw
看板にも一切6号の文字は登場せず。

それどころかキロポストさえも数を重ねてくれない有様。
ここまで300km以上ずっと走ってきたんだから最後までがんばって僕らの6号!

せめておにぎりマークくらい並べて書いてくれてもいいじゃないか、という。
岩沼から先、必死に6号の生ける痕跡を調べて走りましたが、ついに何も見つからずでした。

と、ラスト15kmですが、ここで一旦ストップ。
というのも、相馬のあたりでこちらの行動を察知したNinja1000SX乗りの宮城民がこちらの動きにあわせてインターセプトしてきてくださったのでした。
スクランブルからのスムーズな合流、さすが。

ということで、この先数kmお付き合いいただくことに。
といっても仙台の都市圏に入ってしまったが故、車の多いこと多いこと。
雨の心配をしながらゆっくり進んでいきます。

名取川を渡る頃には向こうの山に雨が。
青葉城のあたりは大丈夫だけど作並あたりまでいくとダメだな・・・

そして仙台名物めっちゃおおい車線。
左折3車線とか東京でもそんなにたくさんは見ないですよね。
看板もまとめればいいのに同じものが3つx2セットついてる豪華仕様。
だが意地でも立体交差にはしないw
ここ歩行者として通行したくないなあ。

そんなこんなで、6号の痕跡をみないまま苦竹ICに到着。
これにて長かった旅も終了、時間は14:18ということで、9時間半ほどの下道走行でした。
お疲れ様でした!!!

と、せっかく合流したのにここで帰りますではあまりにつまらない。
「どこか飯でも」「でも雨がねえ」と話しつつ、関東の天気がいつまで保つかチェック。
最悪日の高いうちなら降られてもそんなに冷えないけど、日が落ちてからのは本格的にやばい。
・・・しかし、残念なことに、都内はまさに戻る頃に雨。
前日では夜遅くにちょっと降るか降らないかくらいだったのが悪化していました。
こっちの雨が避けられても、向こうで降るなら意味がない。
これはもう、今日は帰らない前提でいくぜ!ということで、追加ツーリング開始ですw

以前話題に出たことがあるスポットに案内していただけるということで、ぐるっとまわって45号に乗り、松島方面へ。
松島周辺は相変わらず渋滞がはじまっていましたが、暗くなり始めたのと15:00を回ったこともあって、多少流れはよし。

ようこそ松島へーという看板に一顧し、スルーして更に湾の北側に回り込みます。
目指すは宮戸島の、鮫ヶ浦港(大鮫)です。

歴史資料館や自然の家など、ちょっとしたレジャー施設が立ち並ぶ宮戸島の島内を進み、脇道に入ったところに大鮫トンネルが口をあけています。

トンネルは素掘りで狭く、照明もなし。

このトンネルを抜けると・・・

明媚なリアス式海岸の地形が見えます。
松島湾の蓋をする形の宮戸島ですが、この鮫ヶ浦は外海に向かって口を開けているので、奥に見えているのは石巻の明かりですね。

ここに何があるかというと、古い港湾施設。
この場所、大戦末期に「震洋」の基地として港湾開発が行われたとされ、第146震洋隊の配備準備が行われた、というのが定説になっています。
(一次資料がなさそうなので眉唾ではありますが)

それから島に大量に張り巡らされた壕。
こちらは漁具が散乱していたり、藪に飲まれていたりですが、一本だけ小さい岬を抜けて小鮫まで行けるものがありました。

壕やレールは戦時の遺物ではないかとか、後年漁港として整備された時に作られたものだ、とかいろんな説があります。
ただ、どっちにしても、打ち捨てられた古い漁港というだけでかなりの素敵スポット。

松島近郊は海水浴場のメッカでもあることから、当然海も綺麗。
透き通ったブルーの海に錆びた港湾施設、しかも圧倒的無人感。
「ついでに連れてきてもらった」というにはおなかいっぱいすぎるスポットでした。

昼、できれば夏に再訪したいですねここは!

幸い雨にも降られず、宮戸島では日暮れ前に港湾見学を済ませることができました。
当然もう帰る気はゼロなので(帰れるっちゃ帰れるけど)、早々にホテルにチェックイン!

からのー

地元民に手取り足取りご紹介 and 送迎いただき、あら浜 亘理店で夕食です。
穴子が美味いらしいんですが、旬ではないということで今回ははらこ飯!
メインの海鮮も、サイドメニューのあげものも最高に旨くて、観光的にも胃袋てきにも腹一杯になったツーリングでした。

そんなこんなで、この日の走行距離はほぼ全行程下道、国道6号線全線走破の458.6kmになりました。
仙台泊したので、帰りの分は別途書きますね。

コメント
コメント一覧 (2)
私も、高速よりも下道派でして、7月には車ですが、国道13号線制覇ってのをやってきました。
最近では、道の駅で販売している国道ステッカーの収集をやっています。
NICERUNに拍手です。
先日板谷峠へ行くのに使いましたが、あの区間もいい道でした。
夏になったら真似させていただくかもしれません!
道の駅ステッカーは買い出すと止まりませんよね。
自分はよく走る152だけ手元に置いています。