昨日の井川ツーリングの帰りに、紅葉巡りとほうとうを食べるために回り道してきました。
道はこんな感じ
朝はたっぷり眠って6:00すぎの出発。
ホテルで朝焼けを迎えます。
吉田に泊まったので、せっかく近くまで来たら御前崎にも行っておこう。
ということで、朝イチは下道で御前崎まで。
昇りはじめた太陽を海の向こうにみながら、岬へ向かってゆったり走行。
そういえば御前崎に来るのは5年ぶりになります。
空自のレーダーサイトが見えたら間もなく岬。
海沿いの道に降りたら、早速灯台が見えてきました。
朝焼けと灯台の対比が美しいですね。
ここまで約1時間。
間もなく灯台に到着、時間は7:00目前。
先週日曜や昨日に引き続きですが、この時期の南下コースは目に厳しい!
北西を向くと順光になって目に優しいですね。
昨日の足の疲れと相談し、灯台まで登ることに。
灯台まで上る、といっても根元まで。
時間的にまだ灯台の中には入れないので、とりあえず景色だけ眺めます。
根本からでも景色は十分で、見下ろす太平洋の白波がいい感じ。
この寒さなのにロングビーチのあたりでは海に入っている人が結構いてびっくりです。
サーファーのみなさま凄いな・・・
御前崎を回ってからは、市街地を回避するついでに時間を節約すべく、東名と中部横断道と乗り継ぎワープ!
南部で下に降り、昨日と逆方向へ富士川沿いに走ります。
時間は8:30、空は真っ青に染まり、天気は今日もばっちり。
富士川沿いには道の駅がいくつもありますが、今日は道の駅みのぶに立ち寄り。
この道の駅は富士川クラフトパークの中にあって、敷地も広大。
・・・がしかし、時間が時間なので何もあいてないw
しかたなくトイレ休憩だけにして、さらに北上します。
時間は9:00をまわって、気温もあがって走行が心地よくなってきました。
出発は昨日より遅いとはいえ、出発が近いのでこのあたりの通過時刻は同じくらいですね。
写真の飯富橋はパッと見鉄道橋のようにも見えるトラス橋。
甲府盆地に出たら、盆地の西側県道12号をまったり巡航。
そのまま韮崎まで・・・と思ったところで。
沿道に面白そうなものを発見。
全然チェックしてなかったですが、桃花橋ループだそうです。
盆地の外縁の段丘に一気に駆け上るリッチな構造物。
せっかくなので、と予定ルートを一本だけはずれて登ってみました。
等間隔に並ぶかわいい意匠の街灯がいいですね。
せっかく上りましたが、この道は北に続かないので元の道へ。
遠くに見えるのは八ヶ岳ですね。
空の青が深くて濃い。
桐沢川についたら、川沿いに進路を山の上へ。
この先にある椹池(さわらいけ)を目指して登っていきます。
こちらの道は700m程度未舗装区間があります。
本当は県道613号で登るのが正攻法ですが、現在通行止です。
未舗装区間が終わったら林道御庵沢小武川線(ごあんざわこたけがわ)のゲートを超え、さらに奥へ。
舗装が復活したといっても、道はところどころこんな感じ。
濡れていて落ち葉も積もっているので慎重に。
見えないところに拳大の落石もゴロンゴロンしているので踏まないようにしなければいけません。
轍に支障するような石はどけてあるのですが、基本4輪しか走らないので道のど真ん中の落石はほったらかし。二輪ごろしw
これ直さないの?ってサイズのくそでかい穴もそのまんま。
カーブの先とかバンプの影とか、結構危ないので油断できません。
隕石でも落ちたんだとしたら不可抗力ですが、劣化なら修復してほしいなあ・・・
そんなこんなでエクストリームな道ですが、舗装が安定している場所は快走路。
まぁこのへんは林道なので仕方ないですね。
トンネルや橋を使わずに、斜面沿いにゆっくりくねくねゆっくりのぼっていきます。
道に苦労しても上るだけの価値はあり。
バッチリ開けている地点では景色は超一級。
北杜を見下ろし、向こうには下からも見えた八ヶ岳。
木々の色づきも美しく、今日イチの絶景!
しばしここで時間潰ししてさらに上へ。
落ち葉で道幅が極限まで狭まった林道はさながら獣道のよう。
ただ舗装は標高の高いところのほうが綺麗です。
最近直されたような感じですね。
ただし落石は容赦無くその上に降り注いでいます。
もうすこしいくと、反対側から上がってきた県道と向かい合わせに。
林道と県道の結節点に到着・・・ですが。
残念ながらこんな感じ。
もう少しいけば椹池ですが、ここからだと1.5km。
ちょっと時間と体力的に自信がなかったので、今日は見送ることに。
せっかくのぼってきたのにもったいないですが、絶景は見れたのでよし!
ちなみにメインのアクセスルートである県道もアウトなら・・・
林道の続きもアウトです。
八方塞がりではないですが、3方塞がりといったところで元来た道に戻ります。
苦労して登ってきた道を苦労して下り、麓のコンビニで小休止。
落石をボコボコ跳ねまくってバンプを超え、最後にオフロードで仕上げ。
かなり疲れたのでゆったり休憩ですw
ちなみに片道40分、往復で80分かかりました。
予想以上。
休憩したあとは、武田橋を渡って韮崎の「韮の先」へ。
去年の10月にも訪れた七里岩を見上げます。
七里岩に来たらそう、目的地はここ・・・。
切り通しによって直線ルートに付け替えられた県道17号の廃道、その狭小ループ区間にある青坂隧道です。
先ほどの開放的で近代的な桃花橋と対になるような、狭くて古い建造物ですね。
前回来訪時から落ち葉の凄さは目についていたので、紅葉の季節に来たら凄いだろうなと思ってたんですが、案の定でした。
路面を埋め尽くす落ち葉と、その量に見合う色づいた木々が綺麗ですね。
11:30、ほぼ正午の高い太陽に照らされて、路面を覆いつくさんとする緑の勢いがすごい。
これは10年もたないんじゃないかなあ・・・と思わせられる覆われ方。
斜面のバンクが一番きついところは、外側が崖なこともあって少しだけ浸食を免れています。
かろうじて残ったセンターラインと大きな注意の矢印看板が、かつて2車線の道路であったことを主張しています。
しかしループの直上をすぎ、直線区間に入ればこの有様。
もうなんというか、「飲まれる」感がすごい。
舗装されててコレですからね。
橋の上から見下ろす景色はまさに落ち葉の川。
さすがに隧道下は吹き溜りになる形をしているので、もう路面が完全に見えていません。
橋もあんまり健全な状態とは思えないので、いつ崩れるか・・・という感じ。
さて、ループ橋の探索が終わったら、今日の最後にして肝心の目的、お昼ご飯です。
国道20号で甲府盆地をざくっと横断し、笛吹へ。
沿道の銀杏並木も紅葉真っ盛りという感じでたいへん美しい。
やってきたるは「お食事処赤富士」さん。
本日のターゲットは、ほうとうと馬刺し!!!
先週思いつきで仙台一泊したので日曜日の予定を見送ったのですが、そのリベンジをかねてw
豚肉ほうとうと馬刺し単品でいただきます。
暖かいとはいえ気温は20度未満、早朝から走りっぱなしだった体にあつあつのほうとうが効きます!!
特製の辛味噌でお好みに味を調整していただきます。
馬刺しも柔らかい赤身で、生姜とニンニクどちらも選べて嬉しいですね。
腹一杯になったら、お土産だけ調達して紅葉ハイシーズンの帰宅渋滞に巻き込まれないよう早々に帰路につきます。
2日目の走行距離は488.3kmでした。
昨日の走行との合計は915.7kmでした。
ODOは23795kmになりました。
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