ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。




早いところでは10月末から紅葉が見ごろを迎えつつありましたが、10月後半はツーリング以外の予定が目白押し。
久々のロングツーリングとなった今週は、常磐道方面へゆったり1泊で走ってきました。
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ルートはこんな感じ。

 
出発は土曜日の5時過ぎ。
まだまだ最高気温20度前後の暖かい日が続くとはいえ、さすがに早朝の内陸部は冷えます。
真冬装備で気温4度のなかをひたすら北上。
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日の出の時刻は6:00過ぎ、ずいぶん遅くなりました。
更に走って時計が7:00を指す頃、日立のあたりで太陽が雲の上に顔を出し、やっと気温があがりはじめます。
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福島に入り、広野から先は対面通行。
断続的に現れる追越車線で適宜後ろの車に進路を譲りつつ進み、ながーい福島県を超えて行きます。
大熊ICは相変わらず帰宅困難区域のため流出不可。
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相馬のあたりは雨が降ったのか、路面がややウエット。
しかし天気予報では土日とも晴れで、空模様には期待できそうなので、この先は乾く一方でしょう。
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宮城県に入って、常磐道から道なりに仙台東部道路へ。
名取川を渡るころ、時間は9:00を回りました。
まさに秋晴れといった深い深い青空が視界を埋め尽くし、巨大なアーチが映えます。
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仙台市街を飛び越えて利府JCTを超えたら、三陸道。
まだまだ北へ進みます。
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特徴的なねじれのアーチが面白い鳴瀬奥松島大橋で鳴瀬川を渡ったら、やっと下道へ。
無給油で350kmを走り、矢本ICで高速を降ります。
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降り立ったのは矢本駅前のコンビニ。
時間は9:40と、走行開始から4時間半なので体もガチガチです。
ここで軽食と水分補給、それから給油を済ませます。
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ここのコンビニ敷地内のポストは変わった色をしていますが、このブルーはブルーインパルスを意識した塗色。
コンビニの店名も「矢本自衛隊前店」というだけあって、基地の目の前ですからね。
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到着のタイミングでは離着陸はありませんでしたが、空港の施設群はよく見えました。
特徴的な山は弾薬庫か燃料庫かな。
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基地の周りをぐるっと周遊。
「Home of The Blue Impuls」の文字が書かれた青い屋根がブルーインパルスのハンガーです。
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周囲は見晴らしもよく、ツーリングにはもってこいの日和。
基地は海岸の平地のど真ん中にあるのでどの角度からもよく見えます。
そのせいで津波の時に格納庫ごと浸水したわけでもありますが・・・
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基地の北西側、鹿妻駅にはT-2の実機展示。
前に来た時には日暮れたあとだったのでリベンジのつもりでしたが、この季節のこの時間は思いっきり逆光でイマイチリベンジ感のない結果にw
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45号線側からはバチバチに順光でしたが、こちらは停めるスペースなし。
通りがけにカメラを向けて機体単体ではいい写真が撮れました。
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松島基地をあとにし、先ほど渡った鳴瀬川沿いに走って、進路は北西にとります。
そのまま南に向かうと松島周辺の観光渋滞にはまることが目に見えているので、前半戦はダム巡りをしながらぐるっと松島・仙台市街を迂回するルートです。
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途中の河川合流地点で吉田川沿いに移り、のどかな田園地帯を前の車にあわせて走って行きます。
時間は早くも11時前、風もなく、絶好のツーリング日和です。
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やがて七ツ森の山々が間近に見えてきました。
絵本で見たような単純な形の山が、折り重なるようにして見える風景はなかなかに特徴的。
めざすはダム巡り1発目、あの山の裏側にある南川ダムです。
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ぐるっと北から回り込み、山裾まで辿り着くと早くもダムが見えます。
七ツ森はどれも標高300〜500mほどの小さな山なので、ダムの所在標高も低いところにあって見栄えがいいです。
深い山で川が曲がってたりすると、下側からは至近でも見えないことがありますからね。
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一気に湖畔まで駆け上がり、四十八滝運動公園に到着。
公園の紅葉はしっかり美しく紅葉しています。
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お昼前の太陽に透かされた真っ赤なもみじの葉が美しい。
紅葉は日光とあわさって美しさが何倍にもなり、曇り空だとどれほど真っ盛りでも美しさが半減ですから、この天候は本当に運がいい。
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赤だけでなく、銀杏の黄色もビビッドに輝きます。
まだ散り始めていない密度の高い房は、そのまま家に飾りたいような美しさ。
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ここから反時計回りに平野外縁を繋いでいきます。
湖畔を走り、山を一旦降ったら国道457号線へ。
西に向かうと次のダム、宮床ダムです。
こちらも南川ダムと同じく、鳴瀬川水系。
ダム下の平地が広く整備されていて、ここで一日中過ごせそうな風景。
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宮床ダムを超えて、国道から県道223号に折れたら矢継ぎ早に次のダムが見えてきます。
このあたりは新潟や富山のように巨大なダムがあるわけではないですが、あちこちに散らばるようにたくさんダムがあって飽きないですね。
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遠目に見えていた七北田ダムは一味違ってロックフィルダム。
近づいてみるとダム本体に結構な木が生い茂っていて、強度は大丈夫かと不安になります。
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湖畔の斜面も紅葉で色とりどりになっていました。
ここで時間はちょうど正午を回りましたが、影の長さがしっかりあるのが秋だなーという感じですね。
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更に走って、視界に湖が広がってきたら、今度は大倉ダム。
こちらは水系が変わって名取川水系です。
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ダムの堤体上を県道が通り抜けます。
中央が張り出した「m」のような形をしているこの堤体、アーチを2つ繋いだ珍しい「マルチプルアーチダム」なんだとか。
航空写真でみてもその形がアーチ2つの組み合わせであることがよくわかります。
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大倉ダムから南に降って仙山線の線路を渡り、一山越えると秋保の市街地。
「秋保」は「あきう」と読み、峡谷沿いに温泉街が広がります。
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秋保温泉街を抜けて名取川の本流を渡って、南にいくと釜房ダム。
これまで鳴瀬川水系で南川ダム、宮床ダム、七北田ダム。
名取川水系で大倉ダム、釜房ダム・・・と回ってきましたが、ここ釜房ダムが仙台市街への最大の給水源となっています。
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5つのダムを巡り終え、仙台市街の迂回が完了。
ここから進路を東に向けて、太平洋岸に戻ります。
山形道沿いに県道14号、村田で県道25号に乗り換えて進んでいきます。
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途中、志賀姥ケ懐(しがうばがふところ)トンネルの旧道が通れそうだったので迂回。
このトンネルは2019年の12月に開通したばかり。
旧道化してからまだ3年も経過しておらず、今のところ道は健全ですが、他のさまざまな旧道を見る限り、一度通行止めになると放棄されるんだろうなあ・・・。
ちなみにこの山のすぐ北側にはスポーツランドSUGO、いわゆる菅生サーキットがあります。
そう考えるとこのサーキットはとんでもない山の中ですね。
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峠を越えたらすぐ市街地が見えてきます。
すぐには南には向かわずちょっと寄り道して・・・
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仙台空港の滑走路東端にやってきました。
時刻を調べずに来たので写真を撮るタイミングでの発着はありませんでしたが、道路の真上、すぐ近くをガッツリ飛行機が通過する素敵スポットです。
丁度目前までやってきたタイミングで札幌行きが頭上を掠めて離陸して行きました。
飛行機だけでなく、滑走路の延長線上に延々と伸びる誘導灯も美しい。
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空港からはそのまま沿岸を南に走り、鳥の海を過ぎて浜吉田駅へ。
時間は14:30に近づき、早くも日光が黄色を帯びてきました。
日帰りだと「もう帰らなきゃ帰宅が夜になる」タイミングですが、今日は泊まりなので気が楽。
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入場券を購入して構内散策。
なんということはない常磐線の駅です。
浜吉田駅に何の用があったというと、単に入場券を買うため。
ここから先は鉄道遺構を見学するので、お布施がてらの寄り道でした。
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で、その遺構を見るために、駅を一回りして自販機でコーヒーブレイクしたら、線路沿いに南へ。
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まもなく線路は内陸に向けて曲がっていきますが、直線上には工事中の敷地が不自然なほどまっすぐに続きます。
というのも、この浜吉田の南側から山下・坂本・新地の3駅と、そのすぐ南側までの区間は津波による浸水被害で線路の付け替えが実施された経緯があります。
直進するのが旧線跡の敷地というわけです。
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旧線沿いに少し南に離れて牛橋河口。
奥に見える橋は新設された道路の橋ですが、かつてはあそこに常磐線が通っていました。
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少し南の道路上にはかつての踏切跡もありますが、もう痕跡はわずかこれだけ。
路盤も道路との交差点以外はすっかり整地され、道路として生まれ変わろうとしています。
あれから10年ですからね。
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旧山下駅の跡地には、慰霊碑「太陽の塔」が建立されていました。
この浜吉田〜山下駅間には被災した貨物列車が長らく残っていて、新聞などの記事で見た人も多いのではないでしょうか。
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この山下駅から先の旧線跡は、東側から合流してきた県道38号に完全に置き換わります。
この県道は元々常磐線に並行していた道路ですが、常磐線の旧線跡を飲み込んで更に盛り土をし、堤防道路として生まれかわっています。
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道路が嵩上げされているので、側道からのアプローチは全てスロープになっています。
地平部にいるショベルカーの大きさからその高さが概ねわかりますね。
この写真の交差点のあたりは坂元駅の跡地ですが、もう影も形もありません。
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近くには、去年震災遺構としてオープンしたばかりの中浜小学校跡地もあります。
特徴的な中央半円形の窓が目をひく校舎。
窓の下、吹き抜け部分の失われたガラスがそのまま津波の到達高。
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そのまま県道を走ると新地駅に到着。
こちらはほぼ旧駅跡地と隣接する敷地に再建が行われていて、完全に旧駅は駅前広場の東口になっています。
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東口には大きな屋内フットサル場が新設されています。
立派な建物ですが、駅前としてはこちらは裏口になります。
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ぐるっと西口に回ると、ホテル・温泉施設・文化交流センターなどが整備された立派な駅前に。
天然温泉のお風呂があるそうで、そこそこの賑わいを見せていました。
時計はここで15時ですが、もう影が長いですね!
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新地駅のすぐ北側で新線と合流し、付け替え区間は終了。
思った以上に痕跡が皆無なのが、10年の歳月による復興の進捗を感じさせますね。
残る浜吉田駅の南側もすぐに道路になるでしょう。
もちろん、山元町や新地町の沿岸あたり一面、全て津波で流されてしまったので更地にせざるを得なかったという事情もありますが・・・。
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常磐線の付け替え区間をなぞったあとは、延々と沿岸を南へ下って宿へ向かいます。
松川浦からは県道74号、260号、391号と続きます。
小高い丘を越えるたびに出てくる浸水区間の標識と、その先に広がる平地の広さが凄まじい。
見通しがいいので、頭の中にこの先全部が水に浸かった情景が浮かべられてしまいますね。
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南相馬のあたりでは、原町火力発電所の煙突がランドマーク。
火力発電所の南北には海水浴場が隣接しており、2019年から一般開放を再開しているとか。
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大きな河口は全てしっかりとした防波堤で守られていて、次の災害への備えは万全に見えます。
このあたりはもうすっかり工事完了といった風景で、穏やかな太平洋を眺めつつのゆったり走行が気持ちいいですね。
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少し南下し、南相馬市の南半分はまだ工事中の箇所が多い印象。
ナビやGoogleMAPの地図と食い違いになっている道路も多く、日進月歩で改良が進んでいる様子がわかります。
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浪江町に入ったら西に転じて、内陸へ。
時間は16時、日没目前というタイミングですが、宿のチェックインは17:00。
ちょっと時間が余るので、少し寄り道しましょう。
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ということで浪江駅。
こちらはやや内陸にあるので津波が到達せず震災前のままです。
それでも地震で多少の損壊はあったようですが、すっかり修復されていました。
ただ、浪江〜冨岡は原子力災害のため長らく立ち入りができなかった関係で、2020年の3月まで復旧が遅れ、常磐線開通最後の区間となっていました。
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不通期間はこの駅が仙台方面への折り返し駅として設定されていましたが、めでたく全通。
折り返し中には跨線橋を使わなくてすむよう渡り廊下が設けられていましたが、ホーム床下のタイルが不自然に綺麗なところがその痕跡です。
去年復旧直後に来ようと思って、そのまま感染症の影響で外出自粛になって来れてなかったんですよね。
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時間潰しがおわったら、ホテルにチェックイン。
国道沿いのビジネスホテルです。
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荷物を置いて、シャワーを浴びたらふたたび駅前まで歩きます。
旧国道沿いの街並みは、門扉や擁壁だけがあって家屋だけがすっぽりと抜け落ちた不思議な空き地が目立ちます。
このあたりは2017年3月まで避難指示区域だったので、地震で損壊したり、生活再建ができず戻れないまま、解体費用の補助があったので取り壊した家が多いんでしょうね。
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そんな中、避難指示解除後にここに戻り、営業しているお店のうちの一軒。
居酒屋こんどこそさんで夕食にします。
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お店については各種記事紹介されているのであらためて言うまでもありませんが、一度来たいと思っていたんですよね。
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生とお通しで胃を起こしたあとは、各種おさしみを日本酒でいただきます。
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お酒は「磐城壽(寿)」で、元々浪江にあった酒蔵を津波で失い、今年道の駅に酒蔵を復活させた鈴木酒造さんの銘柄です。
今夜の酒にはこれ以上ないチョイスですね。
(この純米の壽は避難先でもある長井蔵の醸造っぽいですが。)
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ということで、スッキリあと味にクセのない美味しい日本酒をいただきつつ、贅沢してしまいましょう。
たこさし・鰹さし・ホタルイカの沖漬け・・・
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ふぐの唐揚げ・・・
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揚げだし・牛すじ・・・
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バラ焼き・納豆巻き。満腹で満足です!
クセのないお酒特有の「まだいけると思ったけど回ってきたと自覚した時にはもう遅い」って奴に久々にやられてお酒ちょっと飲みきれませんでしたごめんなさい。
感染症の自粛でお酒飲む機会が減ってすっかり弱くなってしまった。
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二日酔いも確実な情勢だったので、ビジホに戻って水をたらふく飲んで、20時すぎには早々に入眠。
翌日もホテルの朝食を待って遅い起床にし、出発は7:30。
バイクは朝露でしっとり濡れていましたが、空は晴れマークです。
ここからは2日目の記録。
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2日目は完全にノープランで、まっすぐ帰るだけでもいいかなと思っていましたが、2〜3の寄り道を入れることに。
まずは国道6号線を南下していきますが、すぐ目に入るのがこの看板。
東西に細長い浪江町を南進すると2kmも行かずあっという間に双葉町ですが、双葉町から先は未だに帰宅困難区域です。
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道の駅もしっかりリニューアルされ、新築のホテルや工事事務所が建ち始めている浪江と反対に、ここはまだほとんど当時のままの状態です。
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早いところ復活してほしいなと思う反面、全国的に地方都市が高齢化する中で除染や廃炉作業が終わったあとにこの街に何が残るのか・・・というのも考えないといけませんよね。
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そのまま6号線をひたすら南下。
交通量少なめの日曜の朝の南行きは思いのほかスムーズで、8:30ごろにはもういわき市へ。
バイパスで市街地をぐるっと迂回し、国道49号で内陸に入ります。
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常磐道をアンダーパスし、いつものコンビニ前を通過。
7月に訪れたいわき三和旧トンネルの旧道を拝んでやろうとやってきました。
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トンネルの西側の分岐はこの地点です。
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こちらは前回も様子見をした旧トンネルのスロープ部。
残念ながらぶったぎられているのでトンネルへのアプローチは不可能。
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そのトンネルの更に旧道とも言うべき道は南側の集落内を通ります。
峠平、楢木、中寺宿の3つの集落を抜ける800mの短い道は、かつて1964年に旧トンネルが開通するまでは隘路としてたいへんボトルネックだったとのこと
たしかにこの道幅、左右に住宅がみっちりの状況では軽トラでも離合に苦労します。
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9:00過ぎの朝日に照らされて、刈り取りのおわった田んぼからは今まさに霧が生成中でした。
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旧道の探索を終了したら、道路脇の自販機で一息ついて国道を少し戻ります。
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県道66号で脇道に逸れ、南へ。
山の中をつっきる磐越道・常磐道と絡み合いながら、地形に沿って縫うように走ります。
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紅葉がチラホラと顔を出すこの山道は、湯ノ岳パノラマライン。
ヘアピン主体の幅広な道をスイスイっと登っていきます。
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もう少し紅葉が進んでいるかなーと思いましたが、そもそも紅葉する樹木の割合が多くない感じですね。
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頂上の展望台から見る山々は澄んだ空と合わせてなかなかの景色。
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駐車場の松の木にはまつぼっくりが鈴なりになっていました。
\コンニチハ/ってレベルじゃない
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中腹からの眺めは今日も絶景。
雲一つない秋晴れも好きですが、洋上にある高い所の薄い雲がまた景色に変化を出していてアリですね。
真ん中の目立つ建物はヘレナ国際ホテル。
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湯ノ岳パノラマラインをそのまま降り、ふもとの川平へ。
小学校の裏手の道を進んでいくと、橋があります。
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橋の脇には思わせぶりなスロープが。
船着場かな?と思いきや・・・
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ここを、こう!
 




ご覧の通り、洗い越しになっていて車両の通行が可能なのです。
渡った先は一般家屋だけがある行き止まりなんですけどね。
逆にいうと通過交通の需要がないからこのままにしておけるということです。
川は洗い越しの部分だけが浅くなっているわけではなくて、この前後もコンクリート底で広く浅く作られています。
下流側には1mくらいの段差があって滝になっているのですが、その先も更に平らな構造が続いています。
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脇にたっている河川占有許可標識によると、横の木橋は川平2号橋。
橋がメインなら洗い越し部分は本来道路じゃないのか?という疑いもありますが、ちゃんと通れるように前後も舗装されてますからね。
2tを超える木橋を渡れない車はこっちが本道なのかも、とか、橋は仮設構造物扱いなのかも、とか。
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ということで、2日目はいわき周辺の散策を軽くしてここで打ち止めとし、11:30には高速へ。
しんみりしたり酒でテンションあがったり川を渡ってみたりと、上下の激しいツーリングでした。
走行距離は2日間合算で958.1kmでした。
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ODOは55289kmになりました。
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